O宅。内部がほぼ出来上がりました。久しぶりに工事の経緯をつづろうと思いながら、毎日が矢のように過ぎてしまいました。
構造用合板あらわし仕上の従来の質感に、新しくつくる壁には、色をつけようかなど、いろいろと思案したものの、結局、施主が選んだのは以前と同じ「構造用合板あらわし」。見慣れない方は「工事中のようだ」と驚かれますが、7年経った壁はアメ色がかってなじみ、新しい壁もそうなるんだなあと感じさせられます。
ご夫婦とお子さん3人それぞれの独立した空間が確保できるよう、「寝室」として2部屋、「プレイルーム」として2部屋、と共有スペースとして「ワークルーム」「便所」「階段室」(既存のまま・家具追加)の5つの室空間を確保しました(模式図右)。お子さんのうち2人がまだ就学前なのでプレイルームは当面一体で使う計画(模式図中央3番)。3と4の室は扉とPS冷暖房で仕切られているので、開くことも閉じることもできます。(ピンクのところは共用空間)

今後は成長と受験その他の状況も配慮して、4つの個人空間をローテーションする時期もあるとのお話でした(時期によっては主寝室もローテーションの対象になりうる、というご主人のお話には私も少々驚きました)。お勉強はワークルームの大きなデスクで一緒にできるようにもなっているので、臨機応変に使えそうです。
大掛かりな移動家具や可動間仕切などは用いずに、シンプルな可変空間が実現しました。施主が自ら時期をみながらローテーションするというのも実現の鍵でした(お子さんは"1年ごと"に2・3・4で交替、と豪語されていました)。
収納にもかなりこだわって設計したので、それについてはまたお話します。
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大崎駅からペデストリアンデッキでつながるという超高層マンション。カーテンウォールが多用されていてバルコニーも小さく作られているので、一見すると「マンション?・・・」となりますが、大きなオフィス・商業ビルの多いこの地域には馴染んでいる印象。カーテンウォールの室内側の枠まわりにはガラリ(ブレス)が仕込まれていましたが、これは補助的な給気口ということで、基本的には給排気とも機械で行う第一種換気(といいます)とのことでした。
文字通り戸田公園を臨むロケーションのマンション。住戸によっては公園の水路ごしにきれいな夕日が見えるのかも。