GWの前半、家族で京都に帰省しつつ、学部時代にお世話になった川崎清先生の瑞宝中綬章受賞・傘寿のお祝い会に出席してきました。

30代も前半で助教授になられて研究室をもったとのことでしたが(当時は若くて風当たりが厳しかったとか)、以後、学生を社会に輩出すること40年以上、60歳前後でお世話になった私はお祝い会で若輩そのもの。言葉・人々、様々なこと・もの・会の中で行きかう数々が身にしみるなあ、という印象でした。
4年生で進路を相談したときに「ランドスケープでは食えんだろう」といわれつつ、当時流行りはじめていた「アメリカンランドスケープでない」にこだわっていた私に中村昌生先生を紹介していただいて、そこからいろいろなことがスタートしたことも振り返ると、言葉少なくも指南の技の凄さを感じたり。
そして、百数十名の出席者への「おみやげ」として、用意されていた自筆の色紙。何種類かあったそうだが私に来たのは「無」。初心にかえらねばと思ってたところに達筆の「無」をはからずもつきつけられてこれまた絶句。当分「無」って???をまとってすごすことになりそうです。