2008年08月26日

ロータリークラブの「卓話」

先週のことになりますが、「東京築地ロータリークラブ」の例会にて「卓話」をさせていただきました。タイトルは「小石川後楽園内庭の池と石橋から時の風景を読む」です。
「卓話」は、はじめてのことだったのですが、日本に2311ある各地のロータリークラブで(2008年6月現在)、毎週昼食を共にする例会が開かれ、前半は30分の昼食をとりながら各種表彰や祝辞、ロータリーソング、その他の連絡を行い、後半30分は「卓話」として、毎回異なるテーマで様々な話題の話を聞く、という会が行われていること、ロータリアンはかなりの出席率で参加される、ということに少々驚きました。東京築地ロータリークラブは、40年の歴史のあるクラブで、場所柄もあって、大きな企業の経営者の方々が多数参加されている由緒あるクラブで、お盆休み明けにもかかわらず、54人もの方が私の「卓話」に耳を傾けてくださり、身の引き締まる思いでした。
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小石川後楽園はあらためていうまでもなく、江戸時代の大名庭園で国の文化財に指定されているものですが、平成5年に「小石川後楽園内庭」の修復工事の現場で報告書などの仕事をさせていただいたことが、私が庭研究、庭の仕事に入り込む大きなきっかけとなったものでした。あれから15年、歴史をひもときながら、現代の石橋の解体復元のおはなし、後楽園の近い未来(?)への夢(復原図)などもご紹介させていただきました。質問などもいただき、普段なかなかお付き合いできない方々に小石川後楽園を介した話題を共有できたひと時は、思いのほか楽しいものとなりました。
posted by 山内彩子 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(1) | ●批評・文化活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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