2008年09月17日

Tmiビルの壁面緑化の受賞のこと

昨年竣工した「Tmi ビルの壁面緑化」について、(財)都市緑化技術開発機構の第7回 屋上・壁面・特殊緑化技術コンクールにて「都市緑化技術開発機構理事長賞/壁面・特殊緑化部門」を受賞したとのご連絡をいただきました。以前、ブログでも工事中の様子をご紹介したものです。→「垂直面をちょっと愚直に緑化する」
「壁面緑化」は、一定以上の単価を見込めば、ある程度の「緑の壁」が一見つくれるような気になり、地面があまりない敷地では、確かによさげなのですが、やはり最大のテーマは「管理」。まちや人々をまきこむデザインもあり、常駐の管理者をきちんと継続的な維持管理にプログラム化するのもあり、今回、他の受賞作品をみてもいかに維持されるべくつくられたか、が最大の課題とされ、その後でどういったデザインでアウトプットされたかに至っているようです。
この点でいうと、Tmiビルでは、メンテに通常は大掛かりな足場が必要となりそうな道路沿いのファサード部分に、建築と一体で計画した「きれいな足場」(わたしがそう呼んでいる)とプランタが、「管理の気配」を見せているのが評価ポイントの1つとなっているようでした。自動灌水設備などが整っているものの、ここは交差点で風も強く不思議な雑草が入り込んだり、ここまで環境圧が年々変化する昨今、様々な「想定外」が今後出てきそうで、「足場」の前に住んで日々ウォッチして手を入れてみたいような気にもなります。管理のタイミングで植生調査するといいかもしれません。(写真右が、左の「壁面」内側の「きれいな足場」の床部分(FRPグレーチング))
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posted by 山内彩子 at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ●庭とランドスケープ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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