2009年07月19日

ババ抜きが始まるのだろうか

2009年のマンションの供給戸数が17年ぶりに4万戸を割り込みそうだというニュース。不動産会社や建設会社には統計を付きつけられるまでもないニュースだが、大きく見ると家を所有している人は皆少し気にしてもいいニュースのはず。
今、日本全国で600万戸が空き家だという(2003年の数字)。人口はこのままの施策ではあと10年で400万人、あと20年で1100万人、あと30年で2000万人減る。人口の減少が世帯数の減少につながるとすると、たとえ単に壊す分だけ新築したとしても空家は増える一方だ。ちなみに20年度の住宅着工数は103万戸。そこに新たな開発を含んでいれば、人が住まなくなる街人が住まなくなるマンションは一層増えていっている。
たとえ住んでいなくても財産には税金がかかるし、管理費や修繕費は確実にかかる。欲しくなくても財産は相続されていくし、売りたくても買い手がいなければ自分のもとからはなれていかない。
一旦つくってしまった街やマンションは、壊して原野に戻さない限り誰かが税金や維持費用を払い続けるのだ。(原野でも維持するのはタダではない。)戸建だって道路や水道・電気を保全してくれる人がいなければ住めないだろう。地域の税収が減ればそういうことになっていく。
30年後に困る街やマンションは、さあどこにいる。
見当違いならいいのだが。


posted by 大川信行 at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ●日々の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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