2011年02月28日

地産地消の豊かさをランドスケープでいかにみせるか

bl_1102_2.jpg先週23日、福島の温泉施設のランドスケープ計画の現場へ。
今回は、敷地が福島ということもあり、いつも以上に現地に近い素材を使用したいと考えて設計をしています。最近、エコの観点から様々な地産地消がうたわれていますが、建材においては、人口の少ない村などでは、しくみが構築されておらず、相変わらず、安価な流通品に頼りがちな現状がある気がします。これはランドスケープ工事でも同じことです。
とはいえ、首都圏の仕事などで、グレードの高い工事で福島産の素材をしばしば使うほど、特に石材には恵まれている印象があったので、探索などもこの機会に少し試みてみました。例えばゴロタ石。流通材の見積価格はかなり高く、逆に地元にはゴロゴロころがっているものの、サイズを振り分けたり、泥まみれなのをきれいにするしくみがなくて、予想はしていましたが、なかなか状況はきびしい。また、東京方面で輸送費含めて高価な材を出している石材店は、地元だと単価にギャップが出過ぎるということで、材料を積極的に出してくれないなどの現状もありました。一応、選定が終わり、よさそうな結果が得られそうです。完成したらまたご報告します。
写真はオオモミジ株立の樹木検査地。現場からかなり近い圃場です。樹木もまわりは山なので一見豊かですが、目線に近いところの景観樹はしっかり選定し、地元のかたがたにも地元の豊かさのチカラを見ていただきたいと思うところです。


posted by 山内彩子 at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ●庭とランドスケープ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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